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our work

メッキ加工とは

PLATING

対象となるものの表面を、金属の薄い膜で覆ってコーティングすることを「メッキ加工」と言います。メッキ加工をすることで「錆びにくくなる」「硬度が上がる」「光沢が増す」などの機能性を持たせることが可能です。歴史のある加工技術で、車のパンパーやエンブレム、パソコンやスマートフォンの電子部品、アクセサリーなど、私たちが日常で触れる多くのものに技術活用されています。

無電解ニッケルメッキ

Electroless nickel plating

ブラザーは、メッキ加工のなかでも「無電解ニッケルメッキ」をメインとしています。
化学反応の力を利用して加工を行うため、どんなに複雑な形状でもメッキ液が入り込めさえすれば、均一に精密なメッキ加工を施すことが可能です。
サイズは小さなピン類から自動車サイズの大型部品まで、素材を問わず幅広く対応しています。

無電解ニッケルメッキ

黒色無電解ニッケルメッキ「ファインブラック®」

fine black

「ファインブラック®」は黒色の仕上がりが特徴的な、当社独自の新しいメッキ加工技術です。
無電解ニッケルメッキの技術を応用し、真っ黒な表面に仕上げることで光の反射率を低く抑えることに成功。
光学機器・医療機器・計測器などの大手メーカーから高い評価をいただいています。

ファインブラック®

硬質クロムメッキ

hard chrome plating

硬質クロムメッキには「非常に硬い」「摩擦係数が小さい」「耐摩耗性に優れている」という特長があります。そのため、耐久性を要する機械部品などに施すことが多い加工です。
ブラザーでは、アルミ合金の弱点(空気中で酸化しやすい・耐食性に劣る)をカバーすべく、硬質クロムメッキ工法を確立。アルミニウムケイ素合金のエンジン部品への加工を実施しています。

硬質クロムメッキ